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『さらば青春の光』を観た19歳の私は、さっそく原チャリ免許をとって、バイトして50ccの黒いベスパを購入しました。
何しろ重いし、メンテが面倒だし、ギヤチェンジも慣れないし、ですぐに手放しましたけど。ベスパに乗って246を走って、鼻の穴が真っ黒になったとき「ああ東京に来たなー」と思いました。
里子の朝はのんびり起きて、大きなあくびをして、「今日」も「昨日」と同じだ。って確認します。
なにかスペシャルな出来事が起こったり、だれかスペシャルな人と出会ったり、そんな小さな願いを胸に秘めて、今日もベスパで街を行く里子。
でも、だからって里子は夢見がちな甘ったるいだけの女の子じゃないのです。
お金にも仕事にも男にも依存しない、執着しない「自由」な女の子。
里子は自分の好きなときに、好きな場所へベスパに乗って行くことが出来るムチャクチャかっこいい娘なんです。
もちろん池脇さんもかっこいい。
池脇さんはクランクイン直前に免許を取得して、撮影に臨んでマス。
ベスパ125cc、尋常じゃなくデカイです。オモイです。鉄のカタマリです。
アレを155cm(公式プロフィールより)の女の子が動かすなんて!(いつもドキドキして見てました)。
って、フィジカルな面だけじゃなくて、自分のなかにしっかり「里子」ってオンナノコを描いて現場に来てる。そんなツヨイ印象を受けました。
そして「里子」だけじゃなくって作品全体を客観視して冷静に捉える視線がなんかムチャクチャかっこいい。
「里子の凛としたところが好き」とおっしゃる池脇さんですが、
ご本人も同じツヨさを兼ね備えたクールビューティな女優さんです。
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